■ ID | 878 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Primary study on remediation of contaminated soil using crop-microbe combination |
■ 著者 | K. Oh
埼玉県環境科学国際センター S. Hosono 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)日本水環境学会 |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第43回日本水環境学会年会、平成21年3月16日 |
■ 抄録・要旨 | 多様な有害物質による土壌の汚染が報告されており、その修復には、低コストで環境に優しい技術が求められている。植物を活用したファイトレメディエーション技術は、低コスト、環境調和型の土壌修復技術として注目されているが、修復効率が低いため、広範な実用化は未だされていない。
本研究では、ファイトレメディエーションにおける修復効率及び収益性を向上させるため、資源植物-有用微生物の組合せシステムを初歩的に構築した。資源植物として小麦と大麦を用い、有用微生物として選択したヒラタケ(Pleurotus
ostreatus) をその根圏に接種し、植物生長と土壌微生物量への影響及び土壌中ダイオキシン類に対する修復効果を検討した。その結果、有用微生物の接種により、汚染土壌で栽培した小麦、大麦のバイオマス量及び土壌中の微生物量が増加した。土壌中ダイオキシン類濃度は減少した。従って、資源植物とヒラタケの組合せは、汚染土壌の修復に有効な手法であると考えられる。 |
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